HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.36☆ ーヘアカラー編⑯ー - HIKO’s HAIR MAGAZINES
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HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.36☆ ーヘアカラー編⑯ー

こんにちは!


今回はも引き続き


ヘアカラーのオキシ濃度による違い



を書いていきます。




前回のおさらい、

具体的に変わるのは、一剤と二剤を混ぜた時に起こる


・活性酸素による脱色力

・活性酸素による染料の酸化重合の力



でした。



今回はそれを踏まえて、二種類の毛束で実験してみました。



薬剤は


8レベルのレッド系


放置時間は


30分



です。


6%と3%は濃度の違いに発色スピードにも少し違いがありますので


理論上は発色の遅い6%に合わせた放置時間で設定しました。




まず、黒髪の毛束…


20200116200622569.jpeg


光の加減で
見づらいですが、

よく見ると6%のほうが明るい事がわかります。

これは、


・6%の場合、3%よりもメラニンが脱色されベースの色が明るくなっている。その上に染料が乗っている。

・3%はベースのメラニンを6%ほど削っていないが、染料はしっかり乗っている。


という状態です。


シャンプーなどをして褪色していけばベースのメラニン量によりその違いがわかりやすくなります。




次はブリーチ毛…






20200116201228cb5.jpeg





・6%は脱色を行う時間もあるので3%よりも完全発色までの時間が長い

・3%は脱色よりも発色時間の方が長く、発色に特化している。


という状態です。


30分置いた時の発色はそこまで変わらないように見えますが

3%の方は深く色が入って見えます。


後は、


・6%は本来必要のない脱色を挟むので3%よりもダメージが発生する。


・ダメージや酸化重合の量により、6%のほうが褪色が早い。


という事が発生します。



そして、


髪の中でも6%を使う部分、3%を使う部分がどこなのかが見えてきます。


褪色の具合などはみていないので
大きな違い、というものは感じにくい記事になりましたが、
また時間があれば違うレベルや寒色での違いをみていきたいです。


ダメージやメラニン量、入った色素量などは目に見にくい場所にも表れます。

髪質なども見極め予測し、立ち回る必要があります。



では。

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Category: HIKO’s HAIR MAGAZINES
Published on: Fri,  17 2020 19:49
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