HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.55☆ ーパーマ編④ー - HIKO’s HAIR MAGAZINES
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HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.55☆ ーパーマ編④ー

こんにちは!


今回も引き続き、


『側鎖結合の種類と特徴』


について。


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前回あったように、側鎖結合は


①ジスルフィド結合(S-S結合)


②塩結合(イオン結合)


③水素結合


の3つがありました。


それぞれの結合について、今回は掘り下げていきます。





①ジスルフィド結合(S-S結合)


…ケラチンタンパク質を特徴付ける重要で強固な結合で、基本的にはシステインと呼ばれる硫黄を含んだタンパク質特有の性質です。


システインの含有量自体は多くはないですが他のシステインと架橋を作り結合する性質を持っていて、パーマにおいてはこの結合を切断、再結合し形を形成していきます。




②塩結合(イオン結合)


…マイナスイオンとプラスイオンによる結合で、
隣り合うペプチド主鎖(前回の記事参照)同士が電気的に結びついた状態です。


基本的にはph4.5〜5.5の弱酸性で結合力は最大になり、アルカリに傾いていくと切断されます。


結合の強さはジスルフィド結合より弱く、水素結合よりは強いです。



③水素結合


…水分で切断される結合で、基本的には薬剤塗布時に自然に切断されます。

乾くと再結合します。




このように、各結合には特徴があり役割があります。


次回はその役割を踏まえながら、パーマのかかる仕組みを進めていきます。



では。

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Category: HIKO’s HAIR MAGAZINES
Published on: Fri,  31 2020 22:53
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