HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.64☆ ーパーマ編⑬ー - HIKO’s HAIR MAGAZINES
FC2ブログ

HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.64☆ ーパーマ編⑬ー

こんにちは!


今回も引き続き還元剤のお話。


1000%で使われているパーマ剤の中の3つの成分のうちの一つ、


『チオグリコール酸について』



書いていきます。



2020100708352539c.jpeg




チオグリコール酸は、かつての「電髪」の歴史を「コールドパーマ」に塗り替えた還元剤で、他の還元剤を評価する上での基準となる還元です。


60年以上の歴史と性質からしばしば「還元剤の王者」とも呼ばれます。



では、チオグリコール酸のスペックと特徴を見ていきます。




・分子量…92 (チオグリコール酸アンモニウムは109)

・毛髪強度へのダメージ…大

・カール形成力…大

・疎水、親水性… 中間タイプ



になります。


チオグリコール酸は分子量がシステアミン等に比べ大きく、その分浸透は緩やか。

ですが「時間をかければかけるほど還元力と毛髪ダメージは加速していく」ので注意が必要です。



その他、「親水性も疎水性も兼ね備えている」のでS-1 S-2どちらのシスチン結合にも作用しやすくある意味万能ですが…


システアミンに比べ 、コルテックス内部にあるαヘリックスと呼ばれる「毛髪の強度に影響する部分の構造を変化させる」性質があるので過放置の影響が大きくなるのです。


イメージとしては、芯となる部分にかかっていくイメージ。

縮毛矯正などの薬剤と相性が良く、1000%ではストレート剤に入っている還元剤になります。



次回はシステインについてになります。


では。




関連記事
スポンサーサイト



Category: HIKO’s HAIR MAGAZINES
Published on: Fri,  09 2020 19:46
  • Comment: closed
  • Trackback: closed