HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.66☆ ーパーマ編⑮ー - HIKO’s HAIR MAGAZINES
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HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.66☆ ーパーマ編⑮ー

こんにちは!


今回は、


『システアミン』

について書いていきます。


主流になりつつある還元剤です。


1000%のパーマ剤もほとんどシステアミンが主体になっています。



特徴としては、低pHでも還元力がチオと比べ落ちにくく「ダメージ毛へのアプローチがしやすく、しっかりとかかりやすい」です。


スペックとしては、





分子量…77


ダメージ…小


カール形成力…高


になります。


分子量が小さい分浸透はチオに比べ早いイメージ。


ちなみに、玉子にシステアミンとチオを垂らした場合、システアミンの方が早く黄身を割ることができました。


その他、白髪に対しては疎水性のタンパク質に作用する分システアミンの方が有効と言われています。


表面に近い部分を還元する傾向があり、
aーヘリックスの変化も少なくかなり万能な還元剤であるため、これ一つで済むデザインは多いです。


ただ縮毛矯正で使う場合、ダメージ毛だと先程の特徴もあり毛髪内の間充物質が表面に流れだして固まってしまい思わぬ手触りになりやすいので注意です。



システアミンは皆さんも触れる機会が最も多い還元剤です。

そしてこの先もずっと主流になっていくと思われます。


では。


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Category: HIKO’s HAIR MAGAZINES
Published on: Fri,  23 2020 22:16
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