HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.86☆ ーストレートパーマ編①ー - HIKO’s HAIR MAGAZINES
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HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.86☆ ーストレートパーマ編①ー

こんにちは!

今回からは、新章突入です。


『ストレートパーマ』


について書いていきます。





昔から髪の毛をストレートにする技術は試行錯誤されてきました。

当時は熱を使わず、パネル等に髪を張り付けコームスルーで形づけてストレートパーマとして行っていました。
しかしその方法だと薬剤面でのコントロールのみになるため、ダメージや思わぬ仕上がりになるという弊害がありました。


1990年代にアイロンによる熱を使ったストレートパーマが普及して以来、今現在もそれが主流になっています。

ちなみにストレートパーマと縮毛矯正の工程に違いはほとんどなく、薬剤とアイロンでの熱を使用しデザインによって調整し伸ばしていきます。


ストレートを得る事を目的とする施術には、医薬部外品である「縮毛矯正剤」と化粧品である「カーリング料(洗い流すヘアセット料)」が用いられます。


これらはパーマ剤と同じで還元剤を含有する製品になり、クリーム状やジェル状のものが一般的です。




なので基本的には縮毛矯正剤とカーリング料のしくみはパーマと同じ「酸化と還元」で、酸化した際の「再結合時に曲がった状態か伸ばした状態か」が違うだけです。

ただ、通常のパーマ同様1剤2剤共に「医薬部外品である縮毛矯正剤と化粧品であるカーリング料は混ぜて使えない」というのも共通です。



では、実際にどんなプロセスで行っていくのか?
次回に続きます。


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Category: HIKO’s HAIR MAGAZINES
Published on: Fri,  04 2021 23:26
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