HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.95☆ ーストレートパーマ編⑩ー - HIKO’s HAIR MAGAZINES
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HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol.95☆ ーストレートパーマ編⑩ー

こんにちは!

今回も引き続き、

『薬剤選定』



について。


今回は ②髪質とクセの種類 を見て薬剤をどう選んでいくのか、がテーマになります。




髪質には「太さと弾力」が関係していて、

・太い毛には「塗布量と還元剤の配合量を多く」する。

・弾力があり「硬い毛には放置時間を長めに置く」

という形になります。

「細い毛や柔らかい毛であればその逆のアプローチ」を行います。



続いて、クセの種類に応じた薬剤選定。





クセ毛の種類に対してのアプローチは、「還元剤の種類を選んでいく」事になります。



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上の画像の様に、「クセ毛は親水性のタンパク質と疎水性のタンパク質が混ざっている」という性質があり、どちらのタンパク質が多いのかを見るには、濡らしてみます。


濡らした状態で、


・クセがそのままであれば親水性のタンパク質が多い

・クセが伸びていれば疎水性のタンパク質が多い

という事になります。



そしてお店で使う薬剤には、


・クオラインに含まれるチオは親水性の還元剤(厳密には少し疎水性も入っている)


・コスメクリームに含まれるシステアミンは疎水性の還元剤


という特徴があります。


基本的には「髪濡らしてクセが伸びればコスメ、のびなければチオを使う」認識になります。

それでも還元が足りない場合、「一度薬剤を流して違う種類の薬剤を使うダブル還元」を行う事もあります。



次回は「③ダメージを見る」について。


では。

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Category: HIKO’s HAIR MAGAZINES
Published on: Fri,  20 2021 23:00
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