HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol. 3 ☆ - HIKO’s HAIR MAGAZINES
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HIKO’s HAIR MAGAZINES Vol. 3 ☆

こんにちは!

前回に続き…HIKO’s HAIR MAGAZINES は髪の毛について掘り下げていきます。

種類と特徴を覚えたら次は、少しマニアックに細かい構造を見ていきます。

皆さんご存知の通り、髪の毛は海苔巻きに例えられます。

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このように、かなり大きく分けて三層になっております。

外側から、

➀キューティクルと呼ばれる、毛小皮

➁コルテックスと呼ばれる、毛皮質

➂メデュラと呼ばれる、毛髄質

の三層になります。



海苔に例えられるキューティクルは鱗のように透明で硬く、
4-8枚のキューティクルが竹の子の皮みたく、根元から毛先まで重なっています。

髪の毛をブラッシングやコーミング、薬剤などの外的刺激から守ってくれます。
健康なキューティクルであれば水を弾き、鎧のような役割があります。

でも無理な力が加わり、損傷していくと内部のコルテックスなどが露出し、パサつきなどの弊害がでます。



海苔巻きのご飯に当たる髪の毛で最も多い部分が、コルテックスです。

縦に繋がる構造を持っていて、髪が枝毛などで縦に避けていくのはこのためです。

そしてメラニン色素があるのもこのコルテックスで、ヘアカラーが作用するのは主にこの部分です。

他にもパーマなどの髪の毛の形状を変える薬剤もコルテックスに作用します。

水分に馴染みやすく、過度のパーマやカラーで構成物であるタンパク質が流出したり変性したりします。

そうなると水分を保持できなくなりパサつきや、薬剤の効果や持ちが悪くなってしまいます。



そして海苔巻きの具にあたる部分、メデュラです。

髪の毛の中心部分ですが、なんと細い毛や生えたて毛には無い場合もあります。

メデュラの大きければ大きいほど体温の保持力とツヤがでます。



いかがでしょうか。
特にコルテックス(毛皮質)に関しては、更に深い分類があります。

皮質細胞
マクロフィブリル
ミクロフィブリル
プロトフィブリル
ポリペプチド鎖

この順に更に細かくなっていきます。
パーマやカラーがこの中のどこに主に作用するかなどはまた記事にしていきたいと思います。

では。

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Category: HIKO’s HAIR MAGAZINES
Published on: Fri,  17 2019 17:55
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